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クラシック音楽館  2015.11.1(日) <NHK音楽祭2015  ベルナルト・ハイティンク指揮 ロンドン交響楽団>



NHK Eテレ 「クラシック音楽館」(毎週日曜日 午後9時~11時)

11月1日の放送は「NHK音楽祭2015」シリーズから、2015年10月1日にNHKホールで開かれた巨匠ベルナルト・ハイティンクのコンサートの模様が放送される。

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ベルナルト・ハイティンク
1929年アムステルダム生まれ
1955年にオランダ放送フィルハーモニー管弦楽団の次席指揮者に就任。
その後、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ロンドン交響楽団の首席指揮者に就任。
レパートリーはベートーヴェン、シューマン、ブラームス、ブルックナー、エルガーなど幅広い。
日本には10回あまり来日している。



今回の放送では

1.メアリー女王のための葬送音楽(パーセル/スタッキー)
2.ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58(ベートーヴェン)
3.交響曲第1番 ハ短調 作品68(ブラームス)

が取り上げられる。


Pick Up
ベートーヴェン作曲「ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58」

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ピアノ協奏曲第4番は1806年に作曲され、1808年に交響曲第5番、第6番と共に初演されたが、不評に終わった。
最初に成功したのは1836年にメンデルスゾーンが指揮してからと言われている。






第1楽章 ト長調4/4

冒頭のスコア     いきなりピアノ独奏で始まる。
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第1主題はOb.とVl.のオクターウ ゙ユニゾンで奏でられる。「運命」の動機が使われている。
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やがて第2主題がVl.で現れる。
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オーケストラによる呈示部終了の後、ピアノが下譜のように加わる。
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しばらくして第3主題が出現する。革新的とも言える導入である。
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再現部終了後にカデンツァが奏されるが、これにはベートーヴェン本人が書いたものが2種類と、他のコンポーザーやピアニスト達が書いたものがある。

ピアノのアルペジオ伴って曲は終わる。
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第2楽章 ホ短調2/2

オーケストラのユニゾンとピアノが対話していく形式で書かれている。瞑想的な楽章である。

25小節目付近のスコア
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第3楽章 ト長調2/4

活発なロンド形式で書かれている。使われている主題は次の2つである。

(主題A)
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(主題B)
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